トリコチロマニア(脱毛癖)は、3歳~10歳くらいの子供や、女性に少なくない脱毛症である。
自覚の有無にかかわらず、自身で自身の毛を引き抜いたり、髪の毛を根元で折ったりする。
頭髪だけでなく、眉毛やまつ毛が抜けているケースの場合も有る。
トリコチロマニアの原因は、欲求不満、精神懸念定や、心理的・心理的ストレスという心理的負荷である。
衝動制御障害や依存症に分類される障害である。
おおくは幼児や小学生に症状が現れる。
爪を噛んだり、指を吸う、チックの症状も同時に現れているケースの場合も有る。
本人が髪を抜いている自覚があるケースの場合と、全く気付いていないケースの場合が有る。
症状は、境界のハッキリした髪の短い部分が前頭部や側頭部等に現れる。
手の届く範囲、利き手側に現れるケースの場合が少なくないのである。
脱毛部が円形脱毛症のような楕円形をしているケースの場合が有る。
円形脱毛症と間ちがえる事があるので、注意が必要である。
周りの人が自身で毛を抜いていると指摘すると脱毛が留まるケースの場合が有る。
しかし、症状の重いケースの場合には、心療内科、神経科、精神科の検診が必要である。
治療の方法には、心理カウンセリングや投薬が有る。
トリコチロマニアは頭皮の異常じゃないため、育毛シャンプー等を使用して治るものじゃないのだ。
しかし、長期間に渡って髪を抜いていると毛が生えにくくなり、薄毛しか生えてこない事もあるため、早期治療が必要である。
円形脱毛症やトリコチロマニアのように、育毛シャンプー等で対処出きない脱毛がある事を気付いておこう。
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