海には、我々がお目にかかった事もない生き物がたくさんいる。
海釣りでは、絶対に照準を合わせた獲物・・・・・・魚に限らず、なんであれ!・・・・・・がかかるとは、限らない。
噛み付く魚、毒をもってる魚がいる。
スズキのようにわたしがよく気付いているお馴染みの魚でも、エラがかみそりのように薄い為、うっかり素手でつかむと手を切る事がある。
煮魚でお馴染みのムツも、口に注意しなかればならない魚の1つである。
これ以外、焼き魚でお馴染みのカマスも同様。
ウツボやウミヘビは云うまでもないのである。
アイゴや、オコゼ、ミノカサゴ、ゴンズイ等は、毒をもってる。
ヒレのかたいハリに毒が在り、されると、なかなかどうして痛みがひかずやっかいのである。
投げ釣りでよく釣れる魚に、アカエイがいるが、この魚も尾に大きなドゲが在り、毒をもってるので注意が必要である。
海釣りでの鉄則は・・・・・・「見慣れない魚には手を接触しない!」。
もし思わず「?」と首をかしげてしまうような、魚が釣れてしまったら、しかけと惜しむのではなく(しかけはまたつけかえればいい!)、ハリスをハサミで切ろう。
興味津々?持ち帰って、なんと云う魚か調べたい!と云う事もある。
このような時には、手袋をし、更にタオル等厚手の布等でガッツリと押さえてしかるべき容器に入れて持ち帰る。
また、死んでしまったときもそのへんの砂浜のほかっておくのはやめてほしい。
何も知らずに子供が接触してさされたり、ケガをする事がある。
海に捨てるか、砂浜に穴を掘って埋めてほしい。