海釣りをする際には、多少なりとも海の事を気付いている必要がある。
「黒潮」や「親潮」の流れにかんしては勿論の事、潮のあげ、さげ、と云った流れにかんしての知識がない事には、満足な成果を待望する事はでこない。
海岸での投げ釣りでは、潮のあげ、さげが影響する事がおおく、ふつう、あげ潮の時に、魚は岸に近づき、さげ潮の時には反対に岸から離れてしまうからである。
また、潮が動作している時に、魚はよくえさに食いつくとも云われる。
とはいえ・・・・・・「大潮(おおしお)」「小潮(こしお)」また、その前後の「中潮(なかしお)」、「あげ潮」「さげ潮」・・・・・・等、釣り用語には、我々が普段あまり耳にしない言葉がたくさんある。
何種類か基本的な海の用語にかんして解説すべきだ:
★赤潮(あかしお)・・・・・・プランクトンが急に増大して、これらが死ぬ為に、死がいで海が赤くなる事をいう。
こうなると、魚や貝までが死ぬ事も在り、もはや釣りどころではなくなる。
★上げ潮・下げ潮・・・・・・潮が1番ひいた状態から次第に増大してくる事を「上げ」もしくは「上げ潮」という。
反対に、引き潮の事を「下げ潮」という。
★「大潮(おおしお)」・・・・・・満潮と干潮の潮の1番動きが大きい潮の事で、投げ釣りにベストと云われる。
大潮の時には、湾の置く等でよくつれるという。
また、大潮の前後の「中潮(なかしお)」の時に、1番良くつれると云うのは、海釣りの常識である。