育毛とも発毛ともちがう、植毛にかんしての解説をすべきだ。
植毛とは、字の通り毛を、毛が薄くなった頭皮に植えつける事である。
植毛の技術は日本で誕生した。
頭皮に毛を植えて毛根を再生させる技術であるため、植毛は育毛や発毛とはちがい、医療行為となる。
ここでは、1番安心な自毛植毛による、手植え植毛の方法にかんして述べます。
男性ホルモンの影響を受けず薄毛になりにくい後頭部等の髪を、薄毛の部分に移植するのが自毛植毛である。
頭頂部が薄くなった人でも、後頭部の髪は薄毛になりにくく残ってるものである。
其の後頭部の髪を幅1cm、長さ6cmほど皮膚ごと切り取る。
切り取った後の後頭部部分は縫合して、周りの髪に隠れて、切り取った事が殆どわからなくなる。
切り取った髪は移植手術にふさわしい大きさに切り分け、1本ずつ手植えで移植していく。
暫く(しばらく)すると移植した髪は抜け落つが、毛根は生きているため、半年後には健康な毛を再生させる。
上手く定着すると、本来脱毛しにくい部分を移植してあるため、一生伸びつづける。
手仕事であるため、きめ細かい仕事が出きて、現状スタンダードな植毛技術と為ってる。
育毛シャンプーでも効果がないようなケースの場合には、こういった具合に植毛と云う選択肢も有る。
価格は30万~50万、ケースの場合に拠っては100万円前後かかる。
また、植毛は髪だけでなく、眉毛・ヒゲ等にも施術されている。
育毛シャンプーや育毛剤、かつら、植毛等、長所・短所を考慮して自身に合った方法を選定してほしい。